フィリピンでの携帯電話は高価であるにもかかわらず、普及は大変なものです。
会社の事務員はもちろん、ドライバー、警備員、知り合いのメイドは2台も持ってるとか、ナイトクラブのオネエチャンは、新機種を競い合ってお客におねだり、公共交通機関では、携帯電話を見せるとホールドアップに狙われ、強盗に渡すのを拒み、命を落とす事件も少なくありません。
「えッ! 携帯電話のために殺されちゃうの!」
中古市場では、安価な盗品?が大人気!
安易に現金化できるので、ドロボーにも大人気です。
困ってしまうのは文字メールのやり取り。政府職員も、警官も夢中、官公庁、各企業では、勤務時間中文字メールを禁止しているしているのですが、常夏の国のフィリピン人ですから、一日中夢中になってやっています。
最近新聞に、こんな記事が、
「大当たりにご用心」
抽選で貴方の携帯番号が5百万円、大当たりになりました! 税金、振込み手数料を指定口座にお振込みください!
だます方も……? だまされる方も……? 新聞に注意の記事が載るのも……? 常夏の国、フィリピンなんですね!
(2003.08) |