邦字新聞に、夏休みを利用し、研修旅行を兼ねホームステイした高、大学生の感想が紹介されました。
　学生らはステイ先の家庭の裕福さと、庶民の貧しさにびっくり！
　また、交通マナーのひどさにあきれたようです。

　日本人には、あまり知り合う機会の少ない富裕層の方々の暮らしと最低層の暮らしは、想像を超える物です。

　自宅は御殿、部屋数が多く、掃除が大変そう？
　高級マンションの別宅をいくつも所有、お子様方は、フィリピン語を使いません！
　フィリピン人で在りながら、母国語を使わないのが、上層階級のようです。
　高級外車が何台も駐車場に並び、お客様の到着には、メイドが玄関の両側に整列してお出迎え、観光旅館みたい？
　ビレッジは完全隔離され、ゲートでは厳重なチェックが！
　豪邸が立ち並び、静寂なビレッジの内部は、異国の地のようです。

　一方、一番大変な地域では、日本のホームレスのような手作りの小屋が並び、やたら数が多い子供たちは、水溜りでスイミング。

　どちらも、日本人には想像を絶する光景です。

　どこの家庭で生まれるか？一生を左右する宿命なのかも？

(2003)