この国の日本就労成金伝説は、未だに消えていないようです。
貧しい家庭の女の子は、エンターティナーとして、日本に行き、土地と家を購入、家族 を幸せにするのです。
……と、両親の夢は未だに続いているようです。
市街地を行き交う庶民の足、庶民の公共交通機関である乗合ジプニーには、「日本の贈り物」とか、「娘の汗と涙の結晶」とか、はまった日本人の名前とか、派手な装飾でいっぱい!
職を持たないお父さんが夢見る、小規模事業なのです。
ベテランの娘さんをお持ちの方は、1ランク上のタクシー業、田舎では、サイドカー付きのオートバイタクシー等、日本帰りの娘さんは、家族に夢と希望を持ち帰るのです。
卒業組みの皆さんは、別れた日本人亭主との子供を抱え、大変な生活?
集まると当時の武勇伝?自慢話に花が咲きます。
当時はさぞ美しかったのでしょう、その面影はちらほら!
現在は、生き残った恐竜?
当時の夢を追い続けているのかな?
(2003) |