今年も、年末年始の発砲禁止が呼びかけられました。
日本の物静かな年越しとは異なり、この国では、騒々しい年越しなのです。 爆竹、花火等大きな音を出して、悪霊、不運を追っ払うのだそうです。
毎年、大晦日深夜、元旦にかけてはマニラ首都圏が真っ黒な煙の中に隠れてしまう現象が起こるのです。 街のいたるところで大小の花火が打ち上げられ、道路では爆竹、煙の為、100メートル先も見えなくなる、想像を絶する数の花火なのです!
そこで、悪乗り警官等銃所持者が、泥酔して、空に発砲、昨年は、流れ弾で18人が死傷!危険地帯なのです!
また、音の大きな違法花火も大人気! 不発と思い拾って「バン!」 酔ってて、放すのが遅れて「バン!」 不意に投げられた花火が足元で「バン!」事故も多発! 日本の花火と違い、違法ですから、威力もゲロゲロ! 指や手が吹っ飛びます! 昨年は、500人以上が負傷!
外出をしないことが基本! 危ないスリルとサスペンスいっぱいの年越しなのです!
(2003.12.01)