乗車料金の計算にメーターを採用しているのがタクシーメーター。 「そんなの当然だろう」 と思われるかもしれないが、ここバンコクでは1992年から走り始めた歴史の浅い乗り物。以前は運転手との直接交渉で料金が決められていたため外国人には利用しにくかったが、今では気軽に利用できる交通手段になっているし、車もわりと新しい。
いきなり乗り込んでもいいが、運転手が道を知らなかったり(これがよくある!)、遠距離の場合は乗車拒否されることもあるので、まず助手席のドアを開けて目的地を告げ、乗車OKかどうか確認してから乗るのがコツ。このときメーターを使わず、いきなり 「××バーツだよ」 と金額を言うような運転手だったら即座に見送ろう。 注意事項
A前部座席の乗客にはシートベルト着用義務がある。警官に見つかると罰金なので、助手席に座る場合は気をつけよう。 B複数で同方向に相乗りした場合、1人が降りるごとにメーターを戻してしまうことがある。 |
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バンコク名物トゥクトゥクにはメーターがない。料金は乗車前に運転手と交渉して決めねばならないので、慣れないうちは苦労する。タクシーの場合も同じだが、料金はエアコンが付いていてる分だけ若干高い。 ボラれないコツとしては、ホテル前や観光地で待機している運転手を避けること。金払いのいい外国人旅行者ばかりを相手にしているので英語は解するが、驚くほど高かったりする。誘いを振りきって流しの車を停めればいいが、そんな運転手の大半は英語を解さないから困ったものだ。 最後に、料金は目的地に確実に着いてから、最初に決めた金額を払うこと。あとから値段を上げられたり、「チップをくれ」 と言われても無視しよう。
料金交渉の目安 歩いて5〜15分ほどの距離 40バーツ 歩いて15〜30分ほどの距離 40〜60バーツ 市バスで15〜20分ほどの距離 60〜100バーツ それ以上の距離 100〜バーツ 渋滞時や降雨時は上記金額より20〜50バーツ増しになるか乗車拒否される。 |