■駅の手荷物預かり所で紛失増加 国鉄フアランポン駅では最近、手荷物預かり所での盗難・紛失の被害が急増していることで利用者が激減している。 ある日本人女性旅行者は4月、現金やカメラなど総額20万円相当の荷物を預けた後、買い物に出かけ、列車が出発する前に戻ってきたところ、貴重品がなくなっていた。この旅行者は乗車をキャンセルし、預かり所を運営する民間企業に責任を追及したが、担当者は、「『貴重品がなくなっても損害保証はしない』という表示がしてある」と反論した。この女性が荷物を預けていた間、監視カメラは機能していなかったことも判明している。しかし、この旅行者が警察に被害届を提出したことから、預かり所は4万バーツを補償している。 この預かり所では荷物の紛失が頻繁に発生していることもあり、最近では1日あたりの収入が8000バーツほどと以前の半分以下に落ち込んでいる。一方、駅長は、「駅利用者の安全のため監視カメラを増やしたが、国鉄職員の不足もあり、手荷物預かり所の直営は不可能」と話している。 (2004.07.27 バンコク週報) ブラ まさに盲点をついた犯罪だな。預けた時点で安心しちゃうから。 藤井 俺も以前はよく利用してたけど、最近は鉄道に乗らないので助かった。 ブラ 盗まれて困るようなものがバッグに入っていないのでは?(苦笑) 藤井 そういうものを入れて預けるってのがまず問題。ここに限らず、現金を入れておいたらなくなるよ。 ブラ カメラとかウオークマンなんかも狙われるな。 藤井 長距離バスとか鉄道列車とかは、そうでなくても泥棒の活動場所なのだ。そのあたりに近づくときは用心だ。 ブラ タイ国鉄だから安心しちゃうんだろう。 藤井 でも、民間経営だったわけ。こういうところは給料が低いから、どうしても手が出るんだろうな。 ブラ 苦労しらずの子供みたいな外国人が楽しそうに海外旅行してるのを見たら、やっぱりうらやましくなっちゃうんじゃないかな。金とか貴重品を盗んでも、「どうせすぐに買えるんでしょ?」って思うから、罪の意識なんてないかも。 藤井 「天罰だ!」とか思ってるかもしれない。 ブラ あるいは「税金と思え」とか。 藤井 いずれにしろ、俺は絶対に利用しないぞ(笑)。 ブラ 空港なんかはどうだろうな。いつだったかヒースロー空港で、機内に積み込む前に盗みをはたらいている職員がいて問題になったが。 藤井 ヨーロッパの空港ではよくあるって聞くけど、アジアではあまり聞かないな。 ブラ いずれにしろ、現金や貴重品は手に持っておくことだな。いや、そのほうが危ないのかな? 藤井 強奪される危険性もあるけど、そういうものを持っているときは危険なエリアには近づかないようにすることじゃないか。それが最高の護身術だよ。それが一番安全だよ。 |
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