バンコク訪問は3回目になりますが、1999年8月13日にスクムビット通りをソイ14のタイムズ・スクエアからソイ6のランドマークホテルに向かって歩いてる時に、子供連れのイラン人(男)に会い、奇妙な体験をしました。 そのときの状況を説明すると……
……というような出来事でした。 藤井 その後、大きな札を取り出すと、「いくら持っていますか?」 となり、その場で数えて金額を言うと、「ちょっと貸してくれ」 と言って奪い取る。そして改めて数を数え、「うん、そのとおりだね。それではアリガト」 と消える。同時に取り出した金の何枚かは消えるって運び。 ブラ これ、日本でも上野のあたりでよくあるとか言うな。イラン人が、「まだ日本の金を持ってないんだが」って言って見せてもらい、渡すとその中の何枚かを抜いちゃう。 藤井 ほとんど手品なんだよ。「1、2、3、4」って目の前で数えるんだが、そのときは本当に枚数分ある。ただ、返してもらうと、そのうちの何枚かがなくなっているんだ。 ブラ 手品的数え方をするんだな。何枚か裏で折り返してるとか。 藤井 現金を見知らぬ人の前で出すってことが、まず問題。財布の中は、見せちゃダメ。 ブラ ゴーゴーバーなんかでも、バカなヤツっているよな。「コーラーコーラー」ってうるさいから、最初に、「ホラ、俺は金をぜんぜん持ってないんだよ」って財布の中身を見せちゃう。すると潮が引くように周囲から女がいなくなって……。 藤井 それとこれとは全然違う話なんだが(苦笑)、ともかく、いざ、いい女の子が見つかって、「コーラでもどう?」 なんて言っても相手にされない(笑)。財布の金は、最後の切り札。どこでも、絶対に出しちゃいけないんだよ。 ブラ 自分に魅力があるとでも思ってるのかな(笑)。金の魅力に勝てるような男は、世の中にはそういないんだがね。 |
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