フィリピン人は本当に嘘つきなの?
よくフィリピン人は嘘つきと言いますが、本当に嘘つきなのでしょうか?
「嘘」についての、基本概念に日本人と、フィリピン人の間にギャップがあるので
す。
たとえば約束時間は、前もお話したように環境的に遵守は無理、フィリピンではお互いに時間に関しての暗黙な相互理解があり、遅れても大きなとがめはありません。
ですから
「アコ、1ジカン オクレタ アナタ ドウシテ オコル?」
「アナタ アコ アイシテナイ!」
「アコ カワイソウ」
となるわけです。
最近お皿の数が減った? メイドを呼んで、お皿割ったのか?問いただすと、
「安い皿を買うから、すぐ割れる!」
と逆にしかられます!
フィリピン人から、謝る言葉をきき出すのは容易なことではありません。
逆に、「日本人はすぐ謝る」と言われます。本当かも?
お国事情で(植民地時代の後遺症?)他人、自分の責任が持てず、自分の過ちは認めません。
そのための「理由作り」「いいわけ」は国民性の違う、日本人には苦痛でしょう。
でも日本人も小学生のころ、親や先生にしかられると「言い訳」しましたよね?
それを思い出せれば腹もたたないかな?それくらいに考えましょう!
言葉の理解度?
わかったような顔してますが、よくわかってないのです。外国人ですからね。
日本人も海外では結構、こっけいですよ。
「ハイ? ア? サンキュウ?サンキュウ? サンキュウって言っとけば、まぁいい
か?」
「エ?イングリッシュ ノウ アンドスタンド! ワカラナイ! ニホンゴダイジョ
ウブ?!」
悪気はないから、許してやって?
常夏の国の寛大な心は、暖かいのです!
(2003) |