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フィリピン ホット情報

Vol.029

by masatoxx

 

 民間調査機関の世論調査によると、

「一年前と生活が良くなった」は、16%
「悪化した」は、45%

「一年後は生活が改善する」楽観視は、29%
「悪化する」悲観視は21%

「自分は貧困家庭に属する」今回は62%
 前回は53%

 数字的に生活が悪化しているにも、楽観者が多いのは、国民性そのものでしょう。

 私の周りを見ると、一般的な夢はマイホーム。その手段は海外就労。就労先は生活層によって異なりますが、下から芸能人として日本へ、工場労働者として台湾へ、家政婦・技術者として中近東、船員として海外へ、事務職・専門職としてカナダ、合衆国へ、等です。

 それぞれへの道は険しく、簡単ではないようです。
 知り合いで看護婦資格を持っている女性は本国の経験証明書が用意できず、水商売で生活しています。

 一般的に、大学を卒業し、各種国家試験を取得しても、国内での就職先が見つからず、経験証明が取得できず、海外就労を断念することが多いようです。

 国内の製造業、販売業など比較的簡単に就職できますが、契約労働者がほとんどで、安定した、長期の仕事は、大変そうです。

 ちなみに、労働省で定められた中規模以上の企業へ最低賃金は、日当約600円です。

 日本企業の駐在員の皆さん、現地スタッフのお仕事には期待しないこと!
 ノイローゼになりますよ!

(2003)

 

 

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