寸借詐欺
街を歩いていると、身なりのしっかりした日本人に声をかけられた。
「観光客の方?」
初めは在住を装う計画?
自分が在住と告げると話が一転二転。
ビジネスチャンスを狙う当人は、ちょうど通訳を探していたとか、コーヒーショップで打ち合わせとか?
暇だったので話を聞くと、具体的なもっともらしい話がバンバン!
明日の仕事の約束を終えて、支払時、
「あ! 財布をホテルに忘れた!」
だって。
コーヒー代を払わされ、ホテルまでの交通費等貸してと言われる。
あくる日のこともあり、返すというから、
「OK]
1,000円くらい貸してやる。
氏名、ホテルと部屋番号、日本の連絡先を残して、私の1,000円と共に立ち去る。
その後、二度と姿を見せないコイツは、もちろんホテルの宿泊の事実も無く、日本の連絡先は、「OOO市役所」だった!
「やられた!1,000円だから、ま、いいか!」
それでも悔しくて、眠れない夜でした!
(2004.02.24) |