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トンブリー地区のサナーム・チャイ運河沿いに建つ寺院。アユタヤー王朝時に建立された古い寺院だったが、ラーマ3世時に修復され、現在に至っている。 この寺には、今は亡き高僧プラ・モンコン・テムニー師が祭られている。同師は、今でも多くの人たちの間で崇められているタイ仏教界不世出の名僧なのだ。 また、運河側にある入口や境内に日本語で書かれた看板が上げられているように、この寺院は日本からの修行僧も受け入れており、常時数人の日本人僧がいる。瞑想を中心に据えたテムニー師の教えは日本仏教とも通じるものがあるのだろう。 瞑想場としては、仏教大学の総本山であるワット・マハータートと肩を並べるだけの地位を確立している。 |


