そのまま北上を続けると、周囲の風景はますます田舎的になっていく。 そして、都会的な雰囲気がまったくなくなりかけたころ、右手にモスクが見えはじめるが、これが旅の終わりを示す指標だ。
その先にある街らしきものが、今回の旅の終着点ノンタブリー県庁舎前。 朝夕の通勤時間帯には、この先のパークレットまで行くボートがあるが、日中はここが終点だ。
船着き場の前ではバンコクではもはや見られない人力サムローが待機しているので、興味があれば、乗ってみるのもおもしろい。
県庁舎前は交通の便もよく、そのまままたボートで折り返してもいいし、名物の時計塔の前から市バスに乗っても、バンコク市内に戻ることができる。